今回のアパートは直貼り工法の建物です。

当店でも何度か塗装は行なっていますが、通常直貼り工法の建物の場合は、
塗膜の膨れなどによる障害が起こるので、サイディング診断士の自分は、
塗り替えは勧める事は出来ません。

しかしそうは言っても、
外壁のサイディングを張り替えるのは、
塗装費用の3倍ぐらいは上がるので、
簡単にはお客様も行う事が出来ません。

その為、塗り替え相談に至る訳ですが、
今回も直貼りのリスクをお話しした上で施工する事になりました。

なるべく建物を長く持つ様に
材料の選定も大切になります。

この辺は診断士として妥協できない部分なのでしっかりと対応していきます。

2000年4月前に建てられている住宅の多くが直貼り工法になっています。

通気工法とは直貼り工法の違いとは?

細かく書くと相当量のややこしい話になるので、簡単に省略します。

建物とサイディングとの間に通気層の隙間が確保してあるかどうかで、
通気工法だと10ミリから15ミリの隙間があり、内部の湿気を逃がす事が出来るのですが(クラックやシールの割れなどからくる外部からの湿気も有り)
直貼り工法の建物は殆どが釘打ちされており(現在でも釘打ちはある)、胴縁もなく通気層がないので、
湿気の逃げ場がなく蒸れて、 塗膜の膨れや剥がれ、酷くなるとサイディング基材そのものが剥離します。
この様な状態になります。
少々わかりにくいと思いますが、
よく見ると表面が膨れています。
これはほとんどが湿気によるもので、
一見くっついている様でも、
こうなります。
このままで塗装するわけにはいかないので、捲るだけめくります。
内部の表面がポロポロとなっており、
湿気で黒くカビが生えているのがわかりますね。
厳しい言い方になりますが、
このアパートは前の塗装業者の、
建物の知識の無さが浮き彫りになっております。
1つは塗料の選定ミス。
残念ながら直貼り工法の場合の処理や塗料選定を多くの業者が分かっておりません。普通のマニュアルにあるサイディングの塗装工法とはやり方が変わってきます。
当然、透湿性の高いものを使う訳ですが、溶剤と水性では同じ透湿性でも、
実際には違います。前回の塗膜は透湿性の少ないものが使用されています。
2つ目は、上の写真を見てわかる様に、
膨れを削って剥がしたまでは良かったのですが、その上からシーリングで多く様にベタベタに塗って有りました。
この処理があちらこちらに広範囲に行なっていたのです。
更に厳しく言いますが、
知識がないとこの様な処理で誤魔化すのでしょう。
この様なやり方では、
まさに臭い物には蓋をしろ になります。

ただで際、通気性が足りず透湿性が必要なのに、
透湿性のないシーリングで覆ってしまっているのですから。
その結果、写真の様に剥がした裏側は、
蒸れて黒く湿っています。
この様な問題から 00年4月以降は住宅保証機構の設計施工基準において、サイディング材を用いた外壁には通気工法をすることが原則とされています。

再度書きますが、直貼り工法の場合の塗装の際はリスクは高いです。
ご予算が可能なら張替えを勧めますが、
金額面から簡単にはいかないのも事実ですし、そのうち建て替えや取り壊す予定などがあれば、
塗り替えで良いケースもあります。

ただ、しつこいですが塗装して大丈夫とは言ってません。リスクの少ない様に考えた上で材料の選定や工法はあります。
それだけでも、建物の寿命は伸ばすことは可能です。
それは独断の知識ではなく、
サイディング診断士として最善のやり方がある、という事です。

塗装業者でも、この辺をわかっていない方が多い様なので
一般の方にはかなり難しい問題であり、
判断が必要かと思います。

うちの建物は大丈夫⁇ 

ご相談は随時対応しますので、
下記メールアドレス、もしくはメーセージを頂ければ対応させて頂きます。

info@aihara-tosou.com

対応可能 エリア 

平塚市・茅ヶ崎市・藤沢市・横浜市・伊勢原市・ 秦野市・厚木市・大和市・相模原市・小田原市・湘南エリア


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